2011年10月04日

メルマガではパス、と思った『リッキー』

昨日配信した『エリックを探して』のメルマガ(blogは今朝アップした1つ前の記事)、なんだか暗いコラムを書いて、少し後悔してる。
軽くて楽しいコメディだというのに、なんでこんな気分の沈むことというか、この人だいじょうぶ?と心配されちゃうようなことを書いてしまったのか。
書いているときには、自分のなかでは映画とコラムはつながっていたし、ごくふつうの日常のことを書いているつもりだったのだが、一夜明けてblog版としてアップしてみたら、あれ、ちょっと映画の雰囲気に合わないものを配信してしまったなあと。

なんて言ってても配信しちゃったものはしょうがない。
書いてあること自体は別にウソを書いたわけでもないしね。


最近観た映画で、おもしろかったけれど、紹介していないものを一つ。
フランソワ・オゾン監督の『リッキー』
赤ちゃん(リッキー)の背中にあざのようなものができて、どうしたのかと訝っていたら、どうやらそれは羽根のようで………
というお話。

この映画、どこまでストーリーを話していいのかわからない。どこまで話しても「ネタバレ」になる気がする。
そして、どこに着地点をもっていくんだろうと思って観ていると「え、そうなるの? それでいいの? え?」と戸惑うような結末で、最後まで観ることで、それまで展開されていたストーリーの見方や解釈も変わっちゃうような話だ。

だから、結末抜きに何かを言うのが難しくて、メルマガでとりあげるのには向かないだろうな、と感じた次第。

映画を観終わって、カフェでさっき観た映画についてあーだこーだと議論して楽しむ(古き佳き)フランス人のための映画(っぽくつくった映画?)ていう印象だ。


で、今は同じオゾンの『しあわせの雨傘』をみようかなと計画中。
カトリーヌ・ドヌーブはそれほど好きではないのだけれど、ファブリス・ルキーニは楽しみ。
ドヌーブと色とりどりの傘なんて、また、古き佳きフランス人観客に向けてるのかしらん。


posted by chiyo at 17:31| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | その他映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お元気になられてよかったです。
しあわせの雨傘は、ぜひ取り上げてください。
私はとても面白く見ました。
フランスにシングルマザーが多いのも納得…
映画が終わった瞬間、おじいさんが、叫びました。女性の皆さん、言いたいことを言いましょう。世の中変わります。とりあえず「原発反対」と言いましょう。
女性陣はくすくす。
Posted by 梶田 at 2011年10月26日 21:09
梶田 さま

ありがとうございます。なんだか楽しい劇場鑑賞だったのですね。そういう偶然の出会い、いいですね。
たまっていた仕事がだいぶ片づいてきたので、近々観てみようと思います。楽しみです!
Posted by chiyo at 2011年10月27日 15:28
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