2007年05月29日

下流志向 イライラする読後

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち


内田樹の著作というのは、いつもそう。
8割がた、なるほどなるほど、うまいこと言うねえ、と
思いながら読むんだけども、残りの2割くらいで、
どーしても受け入れたくない、という思いが残る。

理屈ではなるほどと思えても、そう言われてほほえむことができない、というか、感情が許さない感じ。

この本もそうだった。
ちょっと極論なところや、他人の本のまんま受け売り的なところはあれど、
分析は正しいのかなあ、と8割がたは思う。
けど、どうも、なんだか、全面的になるほど、と素直には言えない。
それが何なのかはよくわからないんだけれど、
読み終わってしばらく考えていたら、イライラしてきた。
なんでなのかは、よくわからない。

きっと、優れた評論家なんだろうとは、思う。部分的には、なるほど、その通りだ、と思うコトって、この人の本で、たくさん出会った。
でも、なんでだろうなあ、残りの何かが足らないか、何かが過剰か。口調なのか、まなざしなのか。よくわからないが、何か納得いかない。
わかるのは、イライラしてもつまらないから、
それ以上なんでだろう、と考えるのもイヤだな、ということ。

posted by chiyo at 22:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック